立川談志不完全落語会＠横浜にぎわい座

こんな満員のにぎわい座ははじめてです（笑）。電話をかけたのが遅かったので、2階席でしたが、そもそも2階席にお客が入っているのもはじめて見ました。志の輔さんなど、人気の噺家さんの独演会なら、こんな感じなんでしょうね、いつでも。
定刻に出囃子が鳴り、談志師匠が登場。フリートークの後、小咄・ジョークを軽くやって「初めてやる」とおっしゃるネタ。わたしは初めて聞いたネタ（青龍刀の権次という、間抜けな男の噺）でした。因果が巡るところは、圓朝っぽいのですが、全体の印象はちょっと違うかなぁ？というもの。どうやら、この因果噺は先がまだあるようでしたが「ここまでしか覚えてないんだよ」とのことで（爆）。
仲入り後は、きものと袴を着替えて、着流しにならなくなった理由などをお話されて、わりとすーっとネタに。「天災」でした。談春さんで何度か聞いたことがあるものの、談志師匠のは初めて。八五郎のハジケっぷりがおかしかった。そして、最後はジョークと私にとっては久しぶりの「落語チャンチャカチャン」。会場からは「野ざらし」なんていう声も聞こえましたが・・・。
昨年末のリビング名人会以来の談志師匠の高座は、とても楽しかった！　
帰りに、DVD売り場のところで、久しぶりにブラ談次さんをお見かけして、ご挨拶。そういえば、ブラック一門会にも随分ご無沙汰しております。