「アンダーグラウンドブックカフェ」と「東京sumus友の会」、そして合間に神保町めぐり

今日は、神保町で「東京sumus友の会」が開かれる日。「sumus」というミニコミの熱心な愛読者か?と問われると、いささか心許ないのだけれど、せっかくの機会なので、参加させていただく事にした。昨日の「古書現世店番日記」(id:sedoro)にて、夜の「アンダーグラウンドブックカフェ」のトークショウのことも思い出して、ちょっと早めに出て、まずは古書会館に向かう。靖国通りを歩いていると、「sumus友の会」の会場となるOle Ole!を発見できたので、ちょっと安心。
実は、古書会館に足を踏み入れるのは初めて。受付で夜のトークショウの整理券を無事ゲットして、地下へ下りる。入り口で手荷物を預けて、会場に入ると、想像していた古書展とはちょっと趣きが違う。もっとも、古書展に新風を巻き起こしたと言われる「アンダーグラウンドブックカフェ」だから、それも当然のことか・・・。似顔絵を描いてくれるコーナーで描いてもらっているのは、岡崎さんだ! と思いつつ、会場を見てまわる。真ん中がイベントスペースのような感じになっていて、今日はガリ版印刷の講習会が開かれているらしい。
何冊か、非常にお手頃な値段の落語関連の本を見つけて、帳場でお会計。時計をみると、まだちょっと余裕があったので、上島珈琲で休憩。それから、先ほど確認しておいたOle Ole!に。ちょうど受付が始まったところで、本名を名乗ると南陀楼さんに「おまささんですね」と。適当に座る場所を決めてくださいとのことで、入り口近くのテーブルに座る。奥の方には、古書現世の向井さんのお顔も見えた(『古本道場』でお顔は確認済みだったので、すぐにわかりましたです)。
お隣に座られたのは、たぶんエンテツさんでは?と、お向かいの女性との会話で推測していたら、やっぱり当たり。そして、そのお向かいの女性は、書肆アクセスの畠中さんだった! お二人とも、この日録を読んでくださっているとのことで、ちょっと気恥ずかしいなぁと・・・。
会は、林さんのご挨拶と乾杯でスタート。「sumusの作り方」では、岡崎さんをはじめ、全同人の方が登場して、その不思議な縁も明かされ、今までお名前だけはよーく存じ上げていた方々のお顔もわかって、楽しかった。
参加者の自己紹介コーナーもあり。浅生ハルミンさんは、すごーくかわいらしい方だった。そして、向井さんや南陀楼さんの日記でお馴染みのイチローさん、はてなつながりの晩鮭亭さん(id:vanjacketei)、かねたくさん(id:kanetaku)さんなど、ネットではお馴染みの方が登場。
それから、お楽しみの、岡崎武志さんvs山本善行さんの「古本十番勝負」がスタート。なんと、セコンドにセドローさん(山本さん側)と牛イチローさん(岡崎さん側)がついての勝負となった。今回は500円以下で買った本で勝負。6対4で山本さんが京都の雪辱を、見事に果たして終了した。わたしは、古本の相場はよくわからないので、どっちが欲しいかとか、直感でスゴそうと思った方に手を挙げていた(笑)。スミマセン、修行が足りませんね・・・。
その後は、オークションとなり、「ARE」の創刊号から10号、「sumus」の品切れ号などなど、藤沢の聖智文庫さんやsumus同人の皆様が出品された、ヒネリのある本が次々に登場。わたしも「sumus」の甲鳥書房の特集と、「日曜研究家」をゲットさせていただきました。
岡崎さんには、わざわざ声をかけていただき、恐縮でございました。また、向井さんには、素敵なお土産をいただいちゃいましたし・・・。また、こういう機会があれば、ぜひ参加させていただいて、もっといろんな方とお話できるよう、がんばります!