「『古本道場』実況中継」

「東京sumus友の会」でも、おしゃべりと仕切りの上手さを発揮された岡崎さんだったけれど、ここでも見事な仕切りを見せて(聞かせてか?)くださった。林さんといい、山本さんといい、関西人っていうのは、やっぱりしゃべり上手な方が多いのでしょうか? 角田さんは、気取らない、率直な感じの、素敵な女性だったなぁ。「300円貸して下さい」おばさん事件は、昨日ちょうど、師匠のおかあさんから似たような話を聞いたばかりだったので、ちょっとびっくり。おかあさんは中央線の中で、200円貸してくださいというオバさんに会ったそうだ。同じオバさんだったりして・・・。
直木賞受賞後のインタビューでよく聞かれて、いい加減にして、と思った質問は?という岡崎さんの問いに「負け犬についてどう思いますか?」という質問、というお答え。そうか、あの頃はまだまだ”負け犬ブーム”だったんでしたっけ・・・。その質問への角田さんの答えが「結婚は、わたしにとってはバンジージャンプのようなもの」というのが「うまいなー、さすがだ!」と思った。
会場で配られた小冊子?も、素朴なのだけれど手作りの暖かみがにじみ出ているもので、素敵だし、とてもいいトークショウだった。
サイン会では、岡崎さんがささっと似顔絵まで描いてくださって、またまた恐縮でございました。家宝にいたします。実は、ジュンク堂で買って、予習の為に読んだ『古本道場』を持参していたのだけれど、会場でも販売していたので、もう1冊購入。そちらにサインをいただいたのだった。
『古本道場』がバンバン売れると、続編ができるかも?と岡崎さんがおっしゃっていたけれど、ぜひ、続編も実現していただきたい。