『半日半夜』

杉本秀太郎さんのお名前は、前々から知っていたのだけれど、本を読むのは初めて。最初に興味をもったのは、「考える人」のエッセイだった。その後、『京都スタイル』で杉本さんのお宅の保存のことを知り、ますます興味が湧いて来た。京都やパリでの日々の出来事や出会った人々、草花や小鳥、昆虫の観察、音楽や絵画といった幅広く深い知識と思索は、サクサクと読めるというのとはまた違った味わいのあるエッセイだった。

半日半夜 杉本秀太郎エッセイ集 (講談社文芸文庫)

半日半夜 杉本秀太郎エッセイ集 (講談社文芸文庫)

杉本さんの著作をチェックしていて、気になったのがこれ。
音沙汰 一の糸

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