『歌舞伎ちょっといい話』
「ちょっといい話」の歌舞伎バージョン。歌舞伎座の筋書に、毎月掲載された中からピックアップしたとある。始めの方の何年かは、わたしも実際、歌舞伎座に足を運んでいる時期で、なんとなくその頃のことを思い出した。戸板先生の、劇評とはまた違った面がしばしば顔をのぞかせているような気がする。
それにしても、昔の役者さんは、ほんと、お芝居が好きだったんだろうなぁ・・・。「そんな二役をやったの?」というエピソードがしばしばでてくるもの。その点は、戸板先生でさえ、感心?しておられるぐらいだからなぁ。
- 作者: 戸板康二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/01/17
- メディア: 文庫
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