『昭和のまぼろし』
小林信彦さんの『昭和のまぼろし』読了。戦後60年、知らない昭和がたくさんあって、それを知らない人が増えて行くことで、これから起こるかもしれない、よくないことを小林さんは懸念している。というか、恐れているっていう方が、正しいかもしれない。
お笑いという言葉が、芸人さんが自嘲的に使うべき言葉であって、他人がつかうと、ある種、見下した意味になるなんていうことも、今や、多くの人が知らないことだろう。
言葉というのは、時代とともに変わっていくものではあるのだけれど、根本にかかわるところは、知っていなければいけないなぁと思った。
- 作者: 小林信彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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