立川談笑真打昇進披露落語会@ヤマハホール

仲入り

  • 口上 志の輔・談笑・談修
  • 談笑「薄型テレビ算」

ゲストが志の輔師匠だったので・・・。おめでたい会なので?の「八五郎出世」。いや、いつもと同じく、お侍に取り立てるという赤井御門守さまの申し出は、断ってましたよ、八さん。志の輔師匠のこのネタ、好きだなぁ。口は乱暴だけど、心は優しい。自分が大工だっていうことに、とっても誇りを持っていて(「あんな窮屈な袴をはいて、長井長いの2本ぶら下げて、道具箱が担げるか!」って大家さんに言うところが、好き)、でも、質入れしちゃった道具箱よりも、おかあさんを孫に対面させる方を選ぶ、そんな八五郎、カッコイイ!
口上では、落語界の慣習を破って(笑)、ご本人に志の輔師匠が質問して答えてもらうという趣向。
ヤマハホールって、9時に完全撤収っていうのが、貸し出しの条件らしく、口上が終わって、高座に上がったら、あと10数分しか残っていないです、と談笑師がいっていた。そうか、「おす・ひく・ぬく」の時に仲入りがなかったのは、そのせいか・・・と思わぬところで、納得。
「薄型テレビ算」は「壷算」を現代に置き換えたネタで、秋葉原の小さな電気屋さんが舞台らしい。上手く換骨奪胎されていて、楽しかった。