『戸板康二の歳月』2007_17

半端に早起きしてしまったので、これ幸いと、残りを一気に読了。お書きになったものから推察する戸板先生のお人柄とはまた、ちょっと違う、身近で接した方だからこそのエピソード。微笑ましいものあり、意外に思うものあり。福田恒存、蘆原英了とのことなどは、意外であったけれど、矢野さんが周辺事情からの推察を知ると、なるほど、と納得いくもの。また、「ちょっといい話」には書かれなかった、戸板先生ご自身にまつわる「ちょっといい話」に、思わず笑みがこぼれる。
Fのマスターとマダム、お元気だろうか? と、たびたび登場するFの描写に懐かしく思い出した。
ステキな方の周りには、素敵な方が自然と集まって来るものなんだなぁ・・・。

戸板康二の歳月

戸板康二の歳月