『やさしい男』
慶次郎縁側日記は、やはりいい小説だなぁと、改めて思いました。レギュラーメンバーも、時の移り変わりとともに、ちょっとずつ身辺や心境に変化が現れていて、その最たる例が、蝮の吉次親分。吉次本人でさえ「こんなはずじゃない」と思っているのに、実は、人情に篤い人柄なんじゃない???という展開が・・・。
先がまだまだ楽しみな、このシリーズ。次の文庫化まで1年かぁ・・・。
- 作者: 北原亞以子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/09/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (8件) を見る