『明治劇談 ランプの下にて』

『空飛ぶ五代目菊五郎』からの芋づる読書。ずいぶん前に入手していたのだけれど、なんとなく読むきっかけがつかめないまま、ずっと積ん読になっていて、ちょうどいい機会だから、ということで。まさに明治の劇界を、客席からの視点で描いている。團菊のことが中心だけれど、小芝居のこと、福地桜痴をはじめとする、新しい作者のことなども、あれこれ出てくる。

明治劇談 ランプの下(もと)にて (岩波文庫)

明治劇談 ランプの下(もと)にて (岩波文庫)