『仰臥漫録』

1冊読み終えても(といっても、途中から読んだのだけど)まだ、「蜘蛛の拍子舞」の開場時間にはならず、かばんの中を探ったら出てきたのが、先週の「文庫本を狙え!」のお題本。さっそく読みはじめる。
扉には、最近発見された子規が描いた絵などがカラーで数葉掲載されていて、これがわたくし的にはかなりツボな絵だ。
本文は、食べて、食べて、食べて、人が訪ねてきて、食べて、食べて、食べて、庭の様子、みたいな感じ。相当病状が悪化しているようなのだけれど、それでも子規は食べ続ける。この食への意欲はどこから湧いてくるんだろう? わたしなら、ダメだわ・・・。

仰臥漫録 (角川ソフィア文庫)

仰臥漫録 (角川ソフィア文庫)