洋服もなるべく天然素材を

・洋服
洋服は、ここ10年ぐらいは、肌触りが気持よくない、痒くなる、などの理由で、無印良品などの天然繊維のものを買うことが多かったのだが、冷えとりを始めてからは、化繊のものはほぼ買わなくなった。ただここ数年は、無印もユニクロも、ベーシックなデザインのもので、色やディテールなど気に入るものがなかなか見つからず、セレクトショップを覗いてみたり、デパートに行ってみたりしていたのだが、45Rというブランドに出会って、すっかり45R一辺倒になってしまった。
・45Rとの出会い
雑誌に載っていた45Rのデザイナー・井上保美さんがとてもカッコよくて、これから年齢を重ねていくお手本は、この人だ!と決めた。「スタンダードな形で上質な素材のものに、少しだけエレガンスをプラスしたり、今の気分のものをスパイスにして、定番をアップデートさせていく」という井上さんのコンセプトに共感できた。いわゆる年齢相応な服で着たいと思うものはなかなかないけれど、若い人のカジュアルスタイルをそのまま着るのもイヤだと思っていたので、45R の服はいいなと思うものがあっても、ちょっと手を出すのがためらわれていた。でも、井上さんのスタイリングをその雑誌で見て、着る人の年齢で考えられた服じゃないんだ、ということがわかって、ショップに通うようになった。すると、素材の良さ、ディテールへのこだわり、着心地といった表面的じゃない部分の丁寧さに惚れ込んでいる。
・お気に入りは銀座店
よくおじゃまするようになった銀座店は、スタッフのアドバイスが適切で、信頼できる。わたしの持っているアイテムを把握していてくれて、それらと共存できるようなもの、でも、自分では選ばないな、という意外性のあるアイテムも提案してくれる。「着るだけでいいから、着てみてください」と言われて大試着大会になることもあるが、何点試着しても、お互いに納得できたものだけを売りたいという姿勢が一貫しているので、気軽に試着できるのが嬉しい。この春、それまで1Fのみだったショップが2Fを増床して、とても凝った内装の、ますます銀座っぽい落ち着いた佇まいになったので、今まで以上に「遊びに行く」という感覚が増した。

冷えとりは、ソックスやレギンスを重ね履きすることだけでは、足りない。半身浴や食事なども大事だという。その辺のことは、また日を改めて。
まず本日は、これぎり

この表紙の人が井上保美さん