毎日欠かせないのが半身浴

冷えとりというと、どうも靴下の重ね履きというイメージが強いけれど、実は、それだけでは十分ではないというのは、進藤先生や青木さんの本を読んでいただけるとわかる。
しかし、一気にすべての生活習慣を変えるのは、わたしのようなずぼらでめんどくさがりには、ハードルが高い。そこで、靴下や洋服といった体の外側を覆って冷えを防ぐとともに、体の内側からも冷えをとるために、まずできそうなことはなにか?と検討してみた。
食事は、なるべく体を冷やさないものを食べるようには心がけているが、やはりお肉や魚も食べたいし、早寝早起きもなかなか難しい。じゃあ、とまず試してみて続いているのが、半身浴だ。
最初は、ぬるめのお湯とはいえ30分も湯船に浸かっていられなかった。しかし、毎日の半身浴を続け、だんだん湯船に浸かっている時間を延ばすと、風邪をひきにくくなってきたし、お腹の調子も以前に比べたら不調になる頻度が減ってきた。
ちょっと風邪のひきはじめかも?と思うような喉のイガイガとか、お腹の調子が悪くなりそう、という兆候があっても、長めに半身浴して、湯冷めをしないうちに布団に入るようにすると、あまりひどくならないで、自然に体調が回復することに気づいた。それとともに、体調がいい時でも、長く湯船に浸かっていること自体が気持ちよくなってきて、最近は小一時間は半身浴をしている。ジップロックで防水したiPhoneiPad、本やKindleを持ち込んで、Evernoteのレビューをしたり、読書したりしているので、辛いことはないし、冬場でもせいぜい41〜2度くらいの設定ではったお湯を、湯船に座って胸より下ぐらいと少なめに溜めて入っている。肩まで浸かる量では、たぶん、30分も浸かっていられないと思う(やったことはないが)。
冷えとりの本では、一年中湯たんぽを使うことが推奨されているのだけれど、今のところ、冬場以外は湯たんぽは使っていない。冬は、うっかり湯たんぽをいれておくのを忘れて布団に入ると、後悔するのだが、毎年、今頃の時期になると、湯たんぽの支度をするのがめんどくさくなって、やめてしまう ^^;
ちなみに、冷えとりにおける半身浴は、体の中から温まることが目的で、汗をかくことが目的ではない。
また、居眠りをして溺れる危険とか、設定温度が高過ぎる・低すぎる、お湯の量が多すぎる、など人それぞれの体や環境の差を考慮するべきなので、きちんと本を読んで、半身浴の定義を理解してからやっていただきたい。習慣になると、半身浴は気持ちいいので「冷えは気になるけれど靴下の重ね履きがめんどくさい、職場の状況として難しい」という方には、検討していただきたい。
食べ物で最低限気をつけていること、というのもあるのだけれど、それはまた別の機会に。
まず、本日はこれぎり!

冷えとり健康法を考案した進藤先生の本。まずは、とにかく進藤先生の本を読んでみてください!