2002-05-01から1ヶ月間の記事一覧

グォ・ヨウは中国の竹中直人?

久しぶりの映画館での映画見物は、川本三郎さんのオススメがきっかけ。数年前の中国映画祭は、全作品制覇したくらい、中国の映画は好きだ。とくに、普通の人々の暮らしや、中国の伝統芸能の世界が描かれているような作品に惹かれる。監督としては、チャン・…

本日の収穫(前)

チャン・イーモウ監督の「活きる」を見るため、午後から渋谷へ。渋谷へ行く前に、いつものコースで、青山の古本屋さんに立ち寄ろうと思ったら、巽堂書店はお休みだった。もう1軒の中村書店は営業していたので、なんとなく店頭の100円均一のワゴンをチェック…

本日の収穫(後)

なにしろ時間はたっぷりあるので、隅から隅まで棚をチェックする。心惹かれる本は、いろいろとあったのだが、荷物があまり重くなるのも嫌なので、厳選した。こちらでの収穫は●木山捷平<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_contents.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=00572383&volno=0000&cntfg=1>『大陸の細道』</A>(講談社文芸文庫) この本の現物にお目にかかったのは、…

本日の収穫への前振り

昼過ぎのひととき、朝・昼兼用の食事を食べ終わったところで。「今日は、林哲夫さんの展覧会にでも行こうかな?それとも、かねたくさんのHPで知った太田浮世絵美術館で開催中の河鍋暁斎の展覧会とabc本店で始まったクラフト・エヴィング商会の展覧会をはし…

積ん読本の素 その7(下)

中野さんご本人にとっては、この本は<b>わたしにとっては、なんというか『産みの苦しみ』漂う本である。文筆業者としての自分にまだいろんな迷いやためらいを抱えていたころの本である。私としてはあんまり思い出したくない、闇から闇へと葬り去りたい本なのだ</b>…

積ん読本の素 その7(上)

中野翠さんのデビュー作『ウテナさん祝電です』(新潮文庫)読了。先日読んだ<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02152052&volno=0000>『毎日一人はおもしろい人がいる』</A>(講談社)が、刺激となったためだ。一時期、「週刊文春」「週刊新潮」「サンデー毎日」「週刊朝日」「朝日ジャーナル」「SPA!」のうちの2〜3誌…

積ん読本の素 その7(上)

中野翠さんのデビュー作『ウテナさん祝電です』(新潮文庫)読了。先日読んだ<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02152052&volno=0000>『毎日一人はおもしろい人がいる』</A>(講談社)が、刺激となったためだ。一時期、「週刊文春」「週刊新潮」「サンデー毎日」「週刊朝日」「朝日ジャーナル」「SPA!」のうちの2〜3誌…

積ん読本の素 その7(下)

中野さんご本人にとっては、この本は<b>わたしにとっては、なんというか『産みの苦しみ』漂う本である。文筆業者としての自分にまだいろんな迷いやためらいを抱えていたころの本である。私としてはあんまり思い出したくない、闇から闇へと葬り去りたい本なのだ</b>…

御礼

いやあ、びっくりしました。気がつくと、この日記のカウンターが1000を超えていました。これもひとえに、こんなくだらない日記に訪れてくださるみなさまの、ご愛顧の賜物と、感謝感謝でございます。これからも、牛の歩みではありますが、毎日更新を目標に、…

御礼

いやあ、びっくりしました。気がつくと、この日記のカウンターが1000を超えていました。これもひとえに、こんなくだらない日記に訪れてくださるみなさまの、ご愛顧の賜物と、感謝感謝でございます。これからも、牛の歩みではありますが、毎日更新を目標に、…

喫茶店に花開いた時代の空気

林哲夫さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02131800&volno=0000>『喫茶店の時代』</A>(編集工房ノア)読了。時々、思いだしたように読み次いでいたこの本も、最後までたどりついてしまった。「はじめに」で林さんはこの本を書いた経緯について「本書はひとつのコレクションである。子どもたちが牛乳瓶の蓋やきれ…

奇しくも喫茶店つながり

<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02131800&volno=0000>『喫茶店の時代』</A>を読み終わったところで、昨日は買えなかった「東京人」6月号を買って、家で目次をひらくと、ここにも「喫茶店」の特集があった。「カフェ」じゃなくて「喫茶店」というところが、「東京人」らしさだろうか?以前は、行き付けと呼べる喫茶店…

奇しくも喫茶店つながり

<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02131800&volno=0000>『喫茶店の時代』</A>を読み終わったところで、昨日は買えなかった「東京人」6月号を買って、家で目次をひらくと、ここにも「喫茶店」の特集があった。「カフェ」じゃなくて「喫茶店」というところが、「東京人」らしさだろうか?以前は、行き付けと呼べる喫茶店…

喫茶店に花開いた時代の空気

林哲夫さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02131800&volno=0000>『喫茶店の時代』</A>(編集工房ノア)読了。時々、思いだしたように読み次いでいたこの本も、最後までたどりついてしまった。「はじめに」で林さんはこの本を書いた経緯について「本書はひとつのコレクションである。子どもたちが牛乳瓶の蓋やきれ…

本日の収穫に至るまで

いつもの書店には、捜し物がなくて、店内をザーッと流してみただけで終わり。その後、もう1軒のチェーン店の方を覗いてみることに。新刊の文藝書などのコーナーに、お目当ての神蔵美子<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02166199&volno=0000>『たまもの』</A>(筑摩書房)を発見。手に取ってあちこち拾い読み。神蔵美子…

本日の収穫

青山ブックセンター本店で●「東京人」2000年10月号 坪内師匠の「私がビジュアル本を買う場所」が掲載されていたので●「東京人」1999年12月号 前々から欲しかった「これが東京の味だ。」特集号●川本三郎<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02169846&volno=0000>『はるかな本、遠い絵』</A>(角川選書) 新刊平台に並んで…

まるで映画のような写真集。

神蔵美子というフォトグラファーのことを、わたしはほとんど何も知らない。そして、彼女の最新刊<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02166199&volno=0000>『たまもの』</A>に収められた写真の半分は占めているであろう、末井昭さんという編集者のことも、詳しくは知らない。『たまもの』という本に最初に興味を持ったの…

まるで映画のような写真集。

神蔵美子というフォトグラファーのことを、わたしはほとんど何も知らない。そして、彼女の最新刊<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02166199&volno=0000>『たまもの』</A>に収められた写真の半分は占めているであろう、末井昭さんという編集者のことも、詳しくは知らない。『たまもの』という本に最初に興味を持ったの…

本日の収穫

青山ブックセンター本店で●「東京人」2000年10月号 坪内師匠の「私がビジュアル本を買う場所」が掲載されていたので●「東京人」1999年12月号 前々から欲しかった「これが東京の味だ。」特集号●川本三郎<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02169846&volno=0000>『はるかな本、遠い絵』</A>(角川選書) 新刊平台に並んで…

本日の収穫に至るまで

いつもの書店には、捜し物がなくて、店内をザーッと流してみただけで終わり。その後、もう1軒のチェーン店の方を覗いてみることに。新刊の文藝書などのコーナーに、お目当ての神蔵美子<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02166199&volno=0000>『たまもの』</A>(筑摩書房)を発見。手に取ってあちこち拾い読み。神蔵美子…