「古い伝統の芸について」を読み進むにつれて、当然のことながら、単なる”辛口”ではないということが、わかってくる。安藤さんは、歌舞伎は古いことが生命だとおっしゃる。それも、ただ古ければいいのではなくて、本来、歌舞伎の中にあったはずの”いろいろな…

実家の本棚から発掘した、日本ペンクラブ編・山川静夫さん選<b>『歌舞伎読本』</b>（福武文庫）。途中まで読んでそのままになっていたのを、思い立って読み始め、読了。収録されているのは、 戸板 康二「花道」 安藤 鶴夫「古い伝統の芸について」 高橋 睦郎「死ま…

キャベツとタマネギとジャガイモのパスタ。

いつもの本屋で、講談社文芸文庫の里見トン（弓＋享）『初舞台｜彼岸花』を購入。さらにBOOK OFFへ行き、もろもろ購入。あー、今月も積ん読道邁進だ。

関容子さんの『中村勘三郎楽屋ばなし』（文春文庫）*1読了。以前に一度、読んでいるはずなのだが、面白く読めた。関容子さんは、聞き書きの名人だと、改めて思う。 *1:『中村勘三郎楽屋ばなし』ISBN:4167457016

胚芽ブレッドのトースト、くるみバター、コーヒー

未明の地震の時に降っていた雨はやんだものの、曇天。気分がもうひとつ引き立たないのだが、なんとか起き出す。

一昨日の地震は、歌舞伎座にいたので、震度その他は知らないが、続けて結構な揺れを体験すると、なんとなく気味が悪い。もう寝る体制でベッドに入っていたのだが、起きだしてテレビのスイッチを入れる。地震とか大事件が起きると、こういう時は、無意識にNHK…

実家の本棚から発掘した、日本ペンクラブ編・山川静夫さん選<b>『歌舞伎読本』</b>（福武文庫）。途中まで読んでそのままになっていたのを、思い立って読み始め、読了。収録されているのは、 戸板 康二「花道」 安藤 鶴夫「古い伝統の芸について」 高橋 睦郎「死ま…

「古い伝統の芸について」を読み進むにつれて、当然のことながら、単なる”辛口”ではないということが、わかってくる。安藤さんは、歌舞伎は古いことが生命だとおっしゃる。それも、ただ古ければいいのではなくて、本来、歌舞伎の中にあったはずの”いろいろな…