2005-07-10から1日間の記事一覧

井伏鱒二の命日

「古書上々堂」*1によると、今日は井伏鱒二の命日なのだそう。井伏鱒二というと、実は「山椒魚」ぐらいしかちゃんと読んでいないかもしれない。非常に気になっている作家のひとりなので、「ブ」などで著作を見かけると購入してはいるのだけれど、なかなかと…

『小説 圓朝』

とりあえず、「小説 圓朝」は読了。いやはや、圓朝の身にふりかかるあれこれが、まるで芝居を見ているようで、面白かった。いかに幕末の人々が、圓朝の噺に熱狂したことか! 付録として、圓朝研究が収録されていて、「怪談牡丹灯籠」は読了。正岡は、牡丹灯…

四万六千日

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今日は、浅草の三味線屋さんに、先週調整をお願いした三味線の引き取りに行く。上野か浅草の寄席に寄ろうと思っていたのだけれど、お目当てがお休みだったので、今日はパス。 浅草は四万六千日ということで、仲見世・新仲見世ともに、かなり人が出ていた。ゆ…

『にっちもさっちもー人生は五十一から』

小林信彦さんの「人生は五十一から」シリーズは、文庫で追いかけているのだけれど、たまたま「ブ」の単行本2冊で1000円セールの時に発見して、文庫本化前のこの巻を拾えた。後書きでご本人も書いていらっしゃる通り、”クロニクル”で、「ああ、あのことがあっ…