明日は部屋の模様替え

天気予報は見事にハズレ。夕べからの雨が、朝まで残っている。

明日は、部屋の模様替え。無印良品で、「文庫本にもちょうどいい」という売り文句の棚を購入したためだ。これまで使っていた棚は、奥行きが40センチくらいあるタイプなので、収納力はあるものの、奥の方に入っている本は、まったく見えず、不便だった。岡崎武志さんご推奨の”ティッシュペーパーボックス収納法”も、まだ数が足りないので、とにかく棚に三重になっても、入れておくしかなかったのだ。とりあえず、この棚を2本買って試してみることにした。それに合わせて同じ素材の奥行きが30センチ程度で高さ120センチのものも2本頼んだ。これを立てて使う分には、棚1本分の本を出せばいいのだが、横にして使うつもりなので、
結局棚に入っているすべての本やビデオを一旦出さなければならない。果たして一日で終えることができるだろうか? かなり不安になってきた。

さらに、かなりの本が棚からはみ出すことになるので、それを一時的にどうするかも、大きな問題。様子を見て、棚を買い足す予定はあるのだが、一気に買ってしまって、使い勝手があまりにも悪かったら困るなと思ったからだ。
本当は全面的に家具の配置を変えて、DK部分にも本を置けるようにしたいのだが、そうするには冷蔵庫を移動させなければならない、これはさすがに大変なので、今回のところは、もう一部屋の方だけの模様替えにとどめるつもりだ。それにしても、世にインテリアの本は数々あれど、アマチュアの本好きのためになるような、インテリアの本はほとんどない。新しい本が出たのに気付くたびに、本屋さんで立ち読みしてみるが、きれいに整った部屋ばかりで、わたしには「モノを捨てろ! 本を捨てろ!」と脅されているような気分になる。本好きのみなさんは一体どのように増え続ける本を収納しておられるのだろうか?

かくいうわたしだって引っ越した当座は、”これからは必要最低限のモノだけで、シンプルに暮らそう”などと思っていたのだが、1年経ってみると、確実に本以外のモノも増えていることが歴然としている。この物欲を封じるためには、どうすれば良いか、我ながら悩ましい問題だ。

ただいま読書中の本は、夏目漱石吾輩は猫である』(新潮文庫)、山本夏彦『世間知らずの高枕』(新潮文庫)など。