”積ん読”わけにいかない

昼すぎまで、天気はそこそこいいのだが、ちょっと寒い。夜になると小雨が時折パラつくが、たいしたことは無い。

珍しく6時過ぎに仕事を切り上げて、いつもの本屋を見回り。先週末に買えなかった内田百間<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480037675/ref=pd_pym_rvi_6/250-6280686-2859416>『百鬼園先生言行録 内田百間集成7』</a>(ちくま文庫)と買いそびれていた久保田万太郎<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061983040/ref=sr_aps_b_/250-6280686-2859416>『春泥/三の酉』</a>(講談社文芸文庫)を購入。
帰宅すると、Interbook Back Pageから注文した本が届いていた。

このところ、Back Pageの更新の勢いは目を見張るものがある。開店して1年経ったそうだが、ここ数週間は、毎日どこかしらに新着本がアップされている。うっかりしていると、欲しかった本を見逃してしまっているかもしれない。今回は、前々から探していた色川武大さんの『寄席放浪記』(廣済堂文庫)と、亀和田武さんの『1963年のルイジアナ・ママ』(徳間文庫)を見つけたので、それに引っ掛けて何冊か注文させていただいた。

未読王さまの「古本道」に関する覚え書きを読むと、わたしのような初心者がBOOK OFFやインターネットを利用するのは、正しくない?ようだ。でも、未読王さまみたいに、毎日古本屋を回るのは、物理的に無理なので、ネットの古本屋さんで欲しい本が、自分にとっての適正価格で買える場合は、利用させていただいている(わたしはケチだしお金もないから、オークションで値段を釣り上げるようなこともないから、まあまあ、未読王さまにもお許しいただけるのでは?)。

かねたくさんの「読前読後」を読ませていただいて、坪内さんの押しかけ弟子として、未だ<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/sim-explorer/explore-items/-/410610010X/0/ref=pd_pym_sim_5/250-6280686-2859416>『新書百冊』</a>を読んでいないのは、やはり問題ありと思い、他の読みかけの本は一時おいといて、読み始める。”新書”だけに、親しみやすい語り口で、だけど”坪ちゃん”らしい味は損なわないという、高等技術をさりげなく使っていて、どんどん読めそうだ。
これはやっぱり”積ん読”わけにはいかない本だ。