池袋四月革命

新宿から池袋に移動。着いたら、ちょうど扇辰さんが上がっていらっしゃったけれど、携帯の電源をきったりして、外で待機。池袋の客席って、auは圏外になるけれど、DoComoは圏外にならないのですね・・・。扇辰さんが下りられたところで、客席に。程よい入りぐあい。
初めての小雪さんの太神楽から。
小雪 太神楽
馬遊「干物箱」
白鳥「スーパー壽限無」(三太楼さんの日記で確認しました)
仲入り
喬太郎「おせつ徳三郎〜任侠編〜」(三太楼さんの日記で確認しました)
三太楼「宿屋の仇討」

白鳥さんの新作は、ジュテームから始まる言い立てが眼目。でも、「寿限無」の言い立てもちょっと不安なところが・・・。で、子供の名前が決まったところで1回だけ全部の名前を一気に言い立てたけれど、もう二度と言えないと、ジュテームしか言わなかった。なんか、白鳥さんだとそういうところも笑って済ませることができるというのは、キャラクターのせいだろうな。
仲入りをはさんで、喬太郎さんがまず登場。「今日はどうやらたい平さんがお休みのようです。今から9時まで75分ありますけど、あたしが5分で下りて、あとは三太楼さんにお任せするというのも、アリなんですよ」なんて言っていた。
仲入り前に白鳥さんがマクラで喬太郎さんについて触れていたことを、根に持った(笑)マクラがあってから、花見の時期の噺をと言って「おせつ徳三郎」が始まったのだけれど、途中、ちょっと事故?発生で「慣れない古典なんかやるんじゃなかった」と言って笑いをとったり、白鳥さんのネタをクスグリで入れたり、いろいろと面白かった。
刀屋に行ってからの後半は、初めて聞いたけれど、まさか喬太郎さんにウルウルさせられるとは思ってもみなかった。徳三郎が心情を吐露するところが、妙にツボにはまってしまったのでした。
続いて、三太楼さんが登場。マクラはほとんど無しで「宿屋の仇討」に。最近、権太楼さまで聞いた気がするなぁ、このネタ。基本的には、権太楼さまと同じ演出なんだけれど、ところどころに三太楼さんの色が出ている。剣術の先生が伊八を呼んで「静かな部屋にしてくれと言っただろう」と詰め寄るところで、権太楼さまは「心付けをやっただろう」と必ず言うところを、三太楼さんは心付けの件を最初から出さない。それでも充分、剣術の先生の怖い感じが出ていた。
色事の打ち明け噺を聞いた残り二人が、「源ちゃんはイロ男」と囃すところとかが、子供みたいな無邪気な感じがして、そういうところが三太楼さんらしいのかな?と思ったりした。
今日も充実の池袋の夜だった。