八月下席夜の部@鈴本演芸場

阿波踊りも終わったことだし、と。扇辰さんにはまったく間に合わないのはわかっていたので、はん治さんと雲助さんの「乳房榎」下の巻がお目当て。
ついたら、正楽さんが上がる直前で、そういえば、久しぶりに正楽さんの高座を拝見したかも。今日はOHPを使っていらした。
はん治さんは、今日もすごーく楽しい新作、居酒屋のネタだった。江戸前の粋な感じで、いいよなぁ〜と、ますます惚れました、高座に。
雲助さんは、約1時間の長講。このところの疲れが出て、フっと意識が遠のいている瞬間がありました。すみませ〜ん。
喜助さんの「家見舞」が、良かった。寄席用に短くしてあるのだと思うけれど、質屋で兄ィの為の贈り物を探すくだり、肥瓶の水で作った料理が出て来る件で「あ、断ちました」と言いながら言い訳していくところ、このネタの面白いエッセンスは抽出されていた。