五月大歌舞伎＠新橋演舞場

ふだん、新橋演舞場に一日こもるのはなぁ・・・と思うのだけれど、今月はいろいろと見たいものが目白押しなので、そうもいっていられず、昼夜通しで。
「金閣寺」。去年、亀ちゃんの雪姫を見たのだけれど、やっぱりこの芝居、苦手かも・・・とその時に思った。で、やっぱりちょっと苦手かな・・・。今回は芝雀さんの雪姫で、爪先鼠のところは人形振り。へぇ、こういう演出もアリなのね。
中幕は変化舞踊で、猿から晒し女に福助さんが変わる。両方に馬が出てくるのだけれど、なるほどね、こういうこともできるのね。
昼の部の打ち出しは「らくだ」。うーん・・・。去年、納涼で見た「らくだ」があまりにも愉しかったので・・・。
夜は「鬼平犯科帳」と「お染の七役」。どちらもなんかまだぎこちないところがあちこちにあって・・・。
このところ、吉右衛門さんは、個人的にはちょっとハズレ感が・・・（期待がそれだけ大きいともいえるのだけれど）。