スタンダードなパンツスタイルを自分らしく、が目標

午後、定例の某会合のため、新宿三丁目へ。約束の時間より早めに着いたので、伊勢丹の45Rで秋冬モノを偵察しようと思ったのは、虫の知らせだったのか。もう、セール商品なんかないだろうし、あっても欲しかったものは残っていないか、あってもサイズが合わないだろう、と高をくくっていたが、ラック1つだけまだセール中。ふとラックの下を見ると、ずっと欲しかったインディゴ加工みたいなブルーのクラシックシューズが…。サイズも二種類残っていて、大きい方を試着させてもらったらぴったり。これも何かのご縁だよね、という言訳のもと、購入。
今日のコーディネイトは、ジンバ45★Tシャツの白に、今夏モノの中で一番のお気に入り・ギマダンガリーペインターパンツ加工、ガーゼ天竺フラワーチーフバンダナ、冷房対策はカットソーボレロのネイビー。お店のスタッフさんには「スタンダートなスタイルですね」と云われたが、ほんと、なんのひねりもない組み合わせだ。
白のTシャツは、この夏のトレンドだそうだけれど(NHKのニュースだったかあさイチ!だったかで知った)、こういう超スタンダードなものほど、素材やシルエットがモノを言うんだな、というのを45R の洋服を着るようになって、深く納得。ジンバ45★Tシャツは、45Rの定番中の定番で、マイアミTシャツというもう一つの定番に比べると首元が詰まっている。この詰まり具合や身幅、着丈が絶妙なバランスなのと、白Tにありがちな、のっぺりした質感じゃない、ジンバという生地のちょっとした凸凹感、汗をかいてもベターっと肌にくっつく感じがないのがお気に入りのポイント。お洗濯をするごとに、くたびれていくのではなくて、生地の風合いが”育っていく”感じなので、愛着が湧く。
ギマダンガリーのペインターパンツは、はじめから加工が入っている、その色合いが夏にピッタリそうだな、と春先に雑誌で見かけた時に一目惚れ。銀座の息子くんに聞いたら「あ、あれは展示会で見た時に、きっと気に入ってもらえると思ってました!」というコメントが返ってきて、三ヶ月ほどずっと楽しみにしていたもの。途中、何回か他のパンツも試着してみたけれど、シルエットが合わなくて「やっぱり、アレを待つことにしよう!」と見送っていた。入荷のお知らせをもらって実物を見て、試着して、本当にこれは、待った甲斐があったなぁと納得。加工が入っているため、お洗濯による縮みはないとのことで、即、丈つめをお願いしたのだが、それが上がってくるのが待ち遠しかった。このパンツと組み合わせると、濃い色のTシャツも暑苦しくならない気がする。
ボレロは、一昨日のものの色違いで、こちらが最初に購入したもの。肌触りが気持ち良いし、一見、ガーリーなアイテムかと思いきや、さにあらずで、ヘビロテアイテムだ。来年は(って、鬼が笑うこと間違いなしだけど)、白を追加したいなぁ。
それまでは、巻物自体は好きで、夏でもリネンやコットンのストールというのが定番スタイルだったのだけれど、ガーゼ天竺フラワーチーフバンダナに出会って、バンダナにはまった、記念すべき一枚。ガーゼ天竺という素材は、とても肌触りがよくて、汗を吸い取ってくれてお洗濯も気軽にできるし、スタンダードなスタイルの時に、地の赤がちょっとしたアクセントになるし、いざとなればハンカチにもなるというすぐれもの(実際には、ハンカチがわりに使ったことはないけど)。
これ以後、天竺素材だけでなく、ガーゼやシルクにも手を出し、インディゴや洋服では手を出さないようなカラフルなものも増殖中。スタンダードなパンツスタイルには、ほんとに重宝なアイテムだと思う。

この号には45Rのデザイナー、井上保美さんは登場しなかったのだけれど、保美さんによると思われるコーディネイトが紹介されていたので、つい購入。ほんと、保美さんマジックだよなぁ〜。
ちなみにこちらが、保美さん初登場!の号。こちらは、巻頭で保美さん特集ページが組まれている。
ちょっと小耳に挟んだ情報だと、9月に保美さんのムックが発売されるとのこと。早く見たいなぁ。