2003-05-26から1日間の記事一覧

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(1)

坪内さんという書き手と、衝撃的な出会いを果たして以来、選ぶ本の傾向がずいぶん変わったというのは、この日記にも何度か書いているし、ネット上で知り合った方々とのやり取りの中でも、自己紹介がわりにそのことについては、書くことが少なくない。それま…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(2)

これからあとどのくらいの本を読めるのか、まったく見当もつかないということを意識したとたん、新刊をリアルタイムで追いかけたい小説家は、だいぶ絞り込まれてしまった。多分、単行本が出てすぐに買って読みたいのは、横山秀夫さんと北村薫さんぐらいだ。…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(2)

これからあとどのくらいの本を読めるのか、まったく見当もつかないということを意識したとたん、新刊をリアルタイムで追いかけたい小説家は、だいぶ絞り込まれてしまった。多分、単行本が出てすぐに買って読みたいのは、横山秀夫さんと北村薫さんぐらいだ。…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(1)

坪内さんという書き手と、衝撃的な出会いを果たして以来、選ぶ本の傾向がずいぶん変わったというのは、この日記にも何度か書いているし、ネット上で知り合った方々とのやり取りの中でも、自己紹介がわりにそのことについては、書くことが少なくない。それま…

『春泥|三の酉』

久保田万太郎の『春泥|三の酉』(講談社文芸文庫)*1読了。情景の描写がとても美しい。 *1:『春泥|三の酉』ISBN:4061983040

歌舞伎座の敵を教文館で

とってしまいました。いつもの本屋では買えない講談社文芸文庫やちくま文庫をまとめて買ってしまった。 織田作之助『聴雨・蛍』(ちくま文庫)*1 三島由紀夫『芸術断想 三島由紀夫のエッセイ4』(ちくま文庫)*2 渡辺保『歌舞伎』(ちくま学芸文庫)*3 岩橋…

幕見失敗

千秋楽の「かっぽれ」を見ようと、8時ちょっと過ぎに歌舞伎座前に着くと、もはや延々長蛇の列。係の人達が総出で「もう、入れないかもしれませんが、それでもよろしければお並びください」と言ってまわっている。あー、こんなことなら、地震のニュースを見て…

「暫」に出てくる「廓文章」のセリフ

「あわずにいんではこの胸が」がよく知られていたというのは、和事と対照的な荒事で、市川宗家十八番の「暫」の中に出てくるなまず坊主が、そのパロディを演じることでもわかる。 なまずという奇妙な人物は、「暫」が将門の世界で書かれた時、場面が鹿島神宮…

横山秀夫さん

めざましテレビに横山さんが登場。新刊が、今週木曜日に発売とのこと。横山さんは、ちなみに今年1月、過労から心筋梗塞で倒れたそうだ。ただいま、リハビリのため、愛犬とのお散歩が日課だそう。

曇り空

天気予報どおり、今日は天気はよくない模様。