波頭の先が、覚えられないまま、お稽古日が来てしまった・・・。手付けを書いていただき、模範演奏もしていただき、数え方がやっとわかったかな？という感じ。「ここは、またやりますけど、今日はその先にいきましょう」とのことで、二上りになったところか…

お教室の先輩方も出られたので、歌舞伎座から銕仙会へ。が、皆様のお仕舞には間に合わず、舞囃子の「猩々」に出られた方のお舞台だけしか拝見できず。あとは、先生の個人稽古やよそのお教室の生徒さんのを拝見。訳あって、「猩々」はいつか舞いたい曲なので…

結局、芝翫さんの「藤娘」がいちばんよかった！ もちろん、昔のような体のキレはないのだけれど、芸の格があって、それでいて客席に挨拶するところなんか、可愛らしいこと。地方も、久々に巳紗鳳先生のお唄を聞いたけれど、やっぱりいい！！ なんだかお痩せ…

南條範夫さんの本がイマイチなので、つい、また今朝子さまに走ってしまった。積ん読の山のてっぺんにあったし（笑）。いやはや、これまた面白い！ 大名家の奥向きと、芝居と、どっちも嫉妬や策謀が渦巻いていそうなところだもんなぁ・・・。家、家にあらず (…