談春さんちの掲示板に

昨日の、夜の部だけを聞きに来たという人から書き込みがあった。うーん、1/3は賛成。残りはわたしとは違うかな?って感じでしょうか。
賛成なのは、やっぱり大ネタが聞きたいというところ。2席なら、1ネタはそういう期待感のある噺にして欲しかった。まあ、初心者としては、何を聞いてもほとんど初めてのものだから、期待感はあるのだけど。最初に聞いた「紺屋高尾」、その次に聞いた「品川心中」の感動が忘れがたいもので・・・。
ちょっと違うかな?というのは、2席で1時間40分だから、3000円は高いというところ、へっついとか引窓の説明をちゃんとして欲しいというところ。
わたしも初心者だから、わからない言葉とかがあるけれど、それを説明していくところが演出として面白くなるのなら、あるに越したことは無いと思うが、それを説明することで、肝心の本筋の流れが途切れてしまうようだと、つまらないかな?と。まあ、独演会なので持ち時間の制限などはないから、工夫でどうにでもなるのかもしれないけれど、逆に、独演会なのだから、お客もそれなりに努力をするべきでは? 先月の「へっつい幽霊」みたいに「へっついとは何ぞや?というのがわからなければ、よくわからん」という時は、きちんと説明してくださっているわけだし。昨日の引き窓は、別にちゃんとわからなくても、なんとなくはわかるわけで、あそこの件まで行っておいて、引き窓の説明をするのも、どうかな?と思うのだが・・・。そんなことを言い出すと、昼の部の「らくだ」に出てくる“かんかんのう”なんかも説明しなくちゃならなくなるし。
会の性格によって、その辺の使い分けはあって良いかと思う。
お台場寄席や、ちょっとした地元の旦那衆主催みたいな落語会の場合は、はじめてのお客が多いことを前提に、その辺のケアはしていらっしゃることと思うけれど、独演会に足を運ぶという人は、わざわざ談春さんの噺を聞こうと思っているのだから、後で調べるなりすれば良いのでは?
次に、2席で1時間40分、3000円は高いというのは、価値観の相違といえばそれまでだけど、どこにも3席やりますと告知されていないのだし、ご自身が6時の開演には間に合わないことを承知でいらしたのなら、仕方ないのでは?という気がする。またプログラムがなかったというが、あれは、プログラムというよりは、昼夜通しでの公演なので、昼夜通しで聞く人、夜から聞く人への入れ替えにおけるお願い書きがメインであって、そのついでに?今後のスケジュールが書いてあるだけ。したがって、昼夜で通しの客へのお知らせが主たる目的なのだから、数が足りないといって目くじらたてるようなものではないかと・・・。そもそも、いつも独演会にはアンケート用紙しかないわけだし。
夕べは、相当、くしゃみと鼻水がひどかったとお見受けしたので、よくぞやってくださいましたという感じ。まあ、独演会のスケジュールは前々から決まっていたことで、そこに向けて体調管理しろよ!というご意見もあるのでしょうが、この不順な天気だしねえ。わたしとしては、十分、楽しませていただけたので、ノー問題でした。だから、大ネタを!というのも、満足した上での更なるお願いというところかな?
以上、つらつらと思うところを書いてみました。
元ネタ?から読みたいという方は、談春さんちの掲示板に載っていますので、そちらをご参照くだされ。あそこに出て行ってものを言うのは、なんか気が引けるので、自分ちにだけ書いときます。