『暮らしに生かす江戸の粋』

高田喜佐さんの『暮らしに生かす江戸の粋』(集英社be文庫)*1読了。
高田喜佐さんといえば、日本のシューズデザイナーの草分け的存在。その高田さんがきもの好きというのは、大橋歩さん経由で知ったような気がする。
いいなぁと思うものがいっぱい。阿波屋の下駄、文扇堂のポチ袋、十三やの黄楊の櫛、高田屋の絣や紬の反物、岩井つづら店のつづら、etc。食べ物ももちろんおなじみのものがいろいろ。
もっと高いのかと恐れをなしていたものが、案外、手の届くお値段だったりして、ちょっとお店に行ってみたくなったものも多々あり。

*1:『暮らしに生かす江戸の粋』ISBN:4086500493