ただ今の外出お供本

積ん読の山から『アタクシ絵日記 忘月忘日〈2〉 (文春文庫)』を発掘できたので、今日から持ち歩きの本に。
それまでに山藤さんが描いた、人気作家の似顔絵の特集でスタート。そして、通常の某月某日となるのだけれど、奥様がご病気で倒れられ入院、ご母堂のご逝去と、波乱の幕開け。この月(1976年11月)は、さすがに辛そう。奥様が退院されたことで、翌月からはだんだんに、いつものペースに戻って行っているけれど・・・。それでも、どことなく絵の雰囲気が変わっているように感じられる。文春句会での、天の取り方はなかなか興味深い。そうそう、この頃はまだ、戸板康二先生がお元気で、文春句会にも参加されていて、わたしにとっては珍しい山藤画伯による戸板先生の似顔絵を見ることができて、ちょっと嬉しい。