「月刊『日本橋』」

すっかりうっかりしていたが、月刊「日本橋」という日本橋のタウン誌*1に、談春師匠がエッセイを寄せておられるのであった。久しぶりに談春師のHP掲示板をのぞいて、思い立ち、さっそく定期購読を申し込み。しかし、すでに12月だから「2005年10月号から」と書いたものの、果たして大丈夫か?と思っていたら、ちゃーんと10月号から送ってくれた。
で。昨年の高座生活20周年記念の大独演会で「遊女夕霧」をなぜ演じたか、という経緯が語られていた。新派の舞台を見て、花柳のビデオを見て、吉川さんが談春師のために「遊女夕霧」を書き下ろしてくれて、そしてあの高座になったのであった。終演後、原作者の川口松太郎さんのご子息・厚さんが楽屋を訪ねて来られ、素敵なプレゼントを下さったのだそうだ。ウーン、そういうことだったのかぁ・・・。1年越しの謎?が解けた。そう、「en-taxi」の福田さんと名人のお墓詣りをした時に、談春師が花柳のことを語ったのが、断片的に再現されていて、ずーっと気になっていたのだ。
「遊女夕霧」、できればまた、どこかで高座にかけていただき、改めて聞いてみたいのだけれど・・・。