『志ん生の右手』
Amazonからのセールスメールで、矢野誠一さんの落語に関する新刊が出たことを知る。帰りにさっそく、灯台下暗し書店に寄ってみると、売り場の位置が微妙に変わっていて、河出文庫を見つけられず、とまどった。
- 作者: 矢野誠一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/01/06
- メディア: 文庫
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夕食をいつものカフェで食べながら、最初の方を読む。落語が文学と接近し、物語を獲得したことによって、失ったモノについての考察だ。1970年代に書かれたものだけれど、今でも矢野さんが考えられたことは、まだ解決を見ていないのではないだろうか?
以前、新しい芸能研究室から出ていた本の復刊だということを、id:vanjacketeiさんの日記で教えていただく。