寿 初春大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

やっと團十郎さんの「助六」が見られる〜!ということで、いそいそと歌舞伎座へ。花道が命!ですから、奮発して正月料金にもかかわらず、1階席をとりましたよ〜(笑)。
「鶴寿千歳」は、人間国宝お二人の顔合わせが、見所なんでしょうねぇ。たしかに存在感はバッチリでしたが、なんかしどころがないなぁ〜って思いました。出囃子に伝次郎さんのお姿がなく、がっかり・・・(笑)。
「連獅子」。はい、お囃子を見て聞いた1時間!でした(爆)。でも、こちらの出囃子にも伝次郎さんはいらっしゃらず、残念! やはり、獅子モノは、伝次郎さんの太鼓が〜。踊りはほとんど見てないのですが、後シテで、一旦花道を出て、後ずさりで戻るところで、親獅子が附け際で待ってるので???と思ったのですが。普通、親子ともに一旦鳥屋に二人とも引っ込みますよね???
そして、いよいよお待ちかねの「助六」。今日は、河東節御連中は女流の方ばかりでした。助六さんが出てくるまでが長いのですが、だからこそ、揚幕の内から一節切の音が聞こえてくると、ワクワク感が最高潮に達するわけで・・・。
花道での傘を使った件がすべてですな、やはり「助六」は。最初に傘をすぼめて、その中に隠れるようにして登場、花道七三でぱっと傘を開いた瞬間の、團十郎さんは、本当にカッコイイです。他の人では、絶対にああはなりません!
しかーし。他の演目が演目なだけに、今月は1回で終わりにしようと思います。あるとしたら、幕見ですかね・・・。でも開く時間が早いので、それもちょっと難しそうです(泣)。

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Amazonを検索したら、こんなものが・・・。
歌舞伎 市川團十郎監修 歌舞伎人形(フィギュア) 助六

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これは、見る前に読んでおこうと思っていたのですが・・・。次回(っていつ???)の宿題ということで。
江戸っ子と助六 (新潮新書)

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