『遺髪』
なるほど、この巻でこういう展開があって、『意地』であーなったのね!と納得いたしました(^_^;) それにしても、だんだん「密命」の主役は、本来お父さんの“密命”に巻き込まれたはずの清之助さんが主役になっていくんですね。
この巻のタイトルは、そうか、そういうことだったのね、と前半で気付きましたが、富山の薬売り夫婦とは、まだまだご縁が切れなさそうで、今後が気になります。
さて、これで「磐音さん」も「密命」も「吉原裏同心」も既刊を制覇したわけですが、次の巻が出るまで、どうしましょう? 「鎌倉河岸」とか「酔いどれ小籐次」も気にはなるのですが、そっちに手を出すと、他の本が読めなくなるので、佐伯さんはしばし休憩、っていうことの方が、良さそうですね。
遺髪―密命・加賀の変〈巻之十八〉 (祥伝社文庫 さ 6-41)
- 作者: 佐伯泰英
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/12/12
- メディア: 文庫
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