『悪党芭蕉』

あいかわらず、外出のお供はこれ。俳句なんでま〜ったくわからんが、嵐山さんの明快な文章と、ところどころに「お!」と思うようなエピソードのおかげで、楽しく読んでいる。
芭蕉という名前の由来に、お能の「芭蕉」、そしてその元になっている伝承がかかわっているかも?ということが書かれていて、江戸時代でも、お能は教養の一つとして武士ばかりじゃなくて町人でも、知っていたんだなぁ・・・。
芭蕉は、最初は和歌の結社?に所属していたらしく、俳句にも和歌の決まりごとなんかが影響していたらしい。和歌とお能は密接につながっていたそうだから、そうなると、芭蕉が能「芭蕉」を知っていても、不思議はないわけだな。