『人形有情』

玉男さんって、ダンディなおじさま!っていうイメージがあったのだけれど、この聞き書きを読むとお茶目さんなところもある、ステキなおじさまだったんだろうなぁと。
「役の気持ちを表そうとはするけれど、役になりきるということはない」「足を遣っている間にその役のすべてを覚えなければダメだ」ということが何度か出て来た。
立役の人というイメージも強かったけれど、女もいろいろな役をなさっていたんだなぁ。

人形有情―吉田玉男文楽芸談聞き書き

人形有情―吉田玉男文楽芸談聞き書き