『文楽の研究』
ずっとよみさしのまま放置してあったのだけれど、ふと思い立ち、また読み始め、やっと読了。最後の方では、同じ演目の演出や詞章の異同について、歌舞伎との比較を含めた批評が収録されていて、「あー、やっぱりあれは文楽と歌舞伎は違うところだったのか」などと腑に落ちたところや、「え、そうなの?今度観る時は、注意してみてみよう」と思ったところなど、いろいろ。
このところ、住大夫さんや玉男さんの聞き書きを立て続けに読んだりして、文楽のかつての名人のお名前にもなじみが出て来たので、この勢いで続編も読むとよいのだろうけれど、これがまた、どこの山にまぎれたのか???(^_^;)
- 作者: 三宅周太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/08/19
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