上越新幹線で寝落ち

7時半起床…。やはり寝た時間に比例しているのか、起床時間。5時半起きが定着したかと喜んだのもつかの間、就寝時間が遅くなるにつれ、起床時間もその分スライドしている、というごく当たり前の事実なのだけど…。
秋晴れの空が気持ちいい。ミンミン蝉が独唱中。
今日は父方の叔父のお悔やみに前橋まで。前橋は母方の従姉妹の結婚式で行って以来か?
東京駅で切符を購入。「たにがわ」って新幹線だったのね…。切符の自動販売機の前でまごついてしまったよ。出張族のみなさんの移動時間帯からは外れた時間だったようで、自由席に余裕で座れた。しかし、上野と大宮が感覚的には結構遠い気がしたのはなぜだろう? そこから先は早かったけど。高崎で新幹線とさよならして、在来線に乗り換え。手動でドアを開けるタイプの車両に乗ったのは、かなり久しぶりだ。
前橋駅の構内にマクドナルド。前に来たときには気づかなかったけど、最近できたのかな? 北口は再開発したようでロータリーは綺麗になっているが、店舗などはほとんど見当たらず、とても県庁所在地とは思えない、ガラーンとした感じだ。タクシーで葬祭場へ。運転手さんに聞くと、商業の中心はやはり高崎だそうで、前橋は交通アクセスがよくないので、市街地には公共施設と行政機関ばかりだそうな。
去年、母方の叔父の葬儀で会った、父方の本家の叔父にまず挨拶。お互い「痩せたんじゃない?」が挨拶がわり。故人の病状等、電話ではあまり聞けなかった話を伺う。それにしても、だんだんうちの親世代は減ってしまって、ついに三人になってしまったのか…。親族席は遠慮しようと思ったのだが、葬儀社の人から「親族席が空いていると、お寂しいですから」と促され、親族席に座る。
不謹慎だが、導師さまのお装束、お経や仕種が「蒟蒻問答」を彷彿とさせるものだった。初七日まで済ませて、火葬場へ。霊柩車とマイクロバスに分乗してください、と言われ「え?」と思ったら、マイクロバスに棺を入れるスペースがついている霊柩車があるのか。初めて見たなぁ。あとで本家の従兄弟に聞いたら、群馬あたりではよく使われるらしい。お見送りの後、火葬が完了するまでの間、控え室にてお清め的食事が振る舞われた。うちの父のときは、たしかお清めは火葬が済んでからだったような記憶が…。13時から葬儀・告別式だったから、遅めの昼ご飯を兼ねて、ということなのだろう。
すべての儀式が終わったら、本家の従兄弟が帰り道だからと、高崎まで車で送ってくれた。いつも何かとすみません…。
高崎で職場と母にお土産を調達して、新幹線で帰京。しかし、帰りは自由席は満席で、東京駅までデッキに立って帰っていた。出張のみなさんの帰京時間帯だったんだろうな。スーパーで買い物をしたら、くたびれたのでチェーンのカフェで一休み。今日は、なんか本が読めなかったなぁ…。せっかく移動時間がいっぱいあったのに。一応、『半七捕物帳』の春陽文庫版第1巻を発掘したので、持ってでたのだけれど。行きの新幹線の中で読んでいたら寝落ちしてしまった…。

半七捕物帳〈1〉 (春陽文庫)

半七捕物帳〈1〉 (春陽文庫)

帰宅して、にうめんもどきを作って夕食。