『あばらかべっそん』って、芸談というよりは艶噺じゃないの?

6時半起床。朝焼けを黒い雲が蓋をしているような空だ。
芭蕉の芭は、本来「は」と読むのだそうな。だから「ばしょう」じゃなくて「はせお」。松尾芭蕉の仮名俳号が「はせを」なのか。なるほどね。
最近、スーパーでよくきのこのセールをやっていると思ったら、長野に大規模な工場が増えているのだそうだ。福島産のきのこが軒並み出荷停止になっていることで、風評被害が長野にも及ばなければいいのだが。
出勤前に内科へ。先週受けた検査の結果を聞きに。結果は問題無し。別件の薬も今出ている分が終わったら、とりあえず飲まずに様子を見ることにしようと、院長先生。これでなんとかなるといいのだが。
職場はイベント2日目。昨日よりは来者する人が多いので、準備やら受付やら後片付けやらが多くて、あっという間に5時過ぎていた。くたびれたから今日もさっさと帰ろうと思ったら、明後日が締めのルーティン仕事で、うっかり忘れていた┣┣"があったことが発覚。明日は叔父の葬儀に出席するため休むので、今日中に片を付けておかないと。超特急で┣┣"をやっつけたが、気がつけば20時過ぎだった。
帰りにスーパーへ寄って、チェーンのカフェで『あばらかべっそん』を読了。
芸談とあるけれど、どちらかというと、”桂文楽艶噺”という印象が強い。先代文楽師はモテモテだったんだな。晩年のお写真しか見たことがないので、ちょっと意外だ(失礼…)。もちろん芸談も語られているのだけれど、綺麗に纏まり過ぎていてかえって印象が薄いのかもしれない。
小満ん師匠が書いた『べけんや』もどっかにあるはずなので、発掘しないとな。

芸談 あばらかべっそん (ちくま文庫)

芸談 あばらかべっそん (ちくま文庫)

べけんや (河出文庫)

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