初めてのソーシャルディスタンス

起床して、『文庫本宝船』の続きを読む。

洗濯機を回し、マイブックを書き、Workflowyでフリーライティングして、散歩がてらいつものスーパーへ。明日から天気が崩れるという予報が出ているのためか、昼ごはんの支度前に買い物を、という人が集まる時間帯だったのか、入場規制中。数分待ったところで、店内に入れてくれた。青果や鮮魚コーナーは、まあまあ普段通りだが、保存がきくインスタントラーメンやカップ麺、乾物、缶詰、スナック菓子などの棚は、相変わらずスカスカ。「品出しが間に合ってなくてすみません」という旨の貼り紙がしてある。精肉コーナーも以前に比べるとだいぶ種類も数も絞られている印象。納豆や冷凍食品は、前回来た時よりは棚に商品が並んでいたので、品薄は解消しつつあるのかも? 紙製品は相変わらず一家族様1点限りで、棚もスカスカだが少しは品物が並ぶようになってきたようだ。

売り場は平常よりはやや少ないかな?という客数だったが、レジの会計待ちがいつもの2倍ぐらいかかった。レジ待ちの間ふと足元を見たら、ソーシャルディスタンスを示すテープが貼られていた。4月に入ってから、コンビニとスーパーと図書館しか行ってないので、ソーシャルディスタンスの表示、初めて見た気がする。エコバックの中にお財布が入ってなくて「え!?」っとなったが、スマホQRコード決済で事なきを得た。外に出ると、もう入場規制もなくなっていた。

帰宅して昼ごはんを作って食べ、Scrapboxに昨日のデイリーページなどを作成して、読書。

女の一生 杉村春子の生涯』読了。91歳で亡くなる直前まで仕事を続けたのは、見事な一生と言える。新藤兼人が、杉村春子のを「笑」「泣」「広島」「男」という切り口で読み解いていった一冊。

続いて、見城徹『編集者という病い』を読み始め。『文庫本を狙え!』で取り上げられていたので、遅ればせながら図書館で単行本の方を借りてきた。

尾崎豊の二度目のブレイクはこの人が絡んでいたのか…。そういえば、どこかで見たか読んだかした記憶がうっすらと蘇る。

夜ごはんの支度をしながらニュースを見る。今日の東京都のcovid-19感染判明者は、197人。いよいよ200人を超えるのか?と思っていたけれど、ギリギリで踏みとどまった感じがする。確かに、うちの近所でも休業しているお店も多いし、ふだんに比べると人通りも減っているかな?という気はする。

NHKスペシャル東北大学大学院教授の押谷さん、台本を読んでるんだろうなぁという喋りで、先週の山中伸弥さんに比べると、視聴者の心に届きにくいと感じる。まあ、あまり喋りが上手い人っていうのも、こういう場合、ひっかかりがなさすぎてインパクトにかけることもある。難しいところだ。上手い下手だけではないのだよね、やはり。

今回の緊急事態宣言に関して、いろんな人がそれぞれの立場で会見をしたり、コメントしたりしているけれど、一番伝わってきたのは、東京都医師会会長の「6週間みんなで耐えれば〜」っていうスピーチだったな。

どうして日本にはドイツのメルケル首相のようなスピーチができる政治家がいないのかなぁ。まぁ、ドイツ国民からすると、それにもまた異論はあるのかもしれないけれど。少なくとも、今の日本の閣僚や自民党幹部の会見やスピーチを聞いて(読んで)、外国の人が「いいなぁ〜」っていうとは思えないよね。