一之輔さんの落語LIVE第一夜は「団子屋政談」!?

洗濯2ラウンドして、マイブック、Workflowyでフリーライティングして、昼ごはん。

後片付けをして、散歩がてらスーパーへ。今日もまぁ、そこそこ混んでいるが、二人以上できている人は、それなりに減ったような気がする。商品の補充も、以前よりは進んでいるかもしれない。とはいえ、レジ待ちは相変わらず列ができているが。

帰宅して、掃除ののち、読書。

のらくろ独りぼっち』の続き。残り少なくなっていたので、一気に読了。著者の夫・田河水泡による挿絵が可愛い。時折挿入されるモノクロ写真からは、時代に流されず地道に、でもお互いを信じ、慈しんで歩んだ夫妻の愛情ある生活ぶりがうかがわれる。今の私たちにとっても、大事な言葉を見つけた。

置かれた環境をそのままうけいれて、その中で、工夫し、知恵をしぼり、創造して行くことが大切である。

   p.205

旅行で訪れた上高地で、土地の人々に混じって、楽しそうに盆踊りを踊るT=田河水泡を宿の窓から見ていた潤子は、その時は、Tのそういう面を理解できなかったが、のちに、「のらくろ」にも似たおっちょこちょいでやじうまにも似ているTのこうしたこころもちが人間にとっては大事なのだ、と気づいたという。その時の環境を出来るだけ楽しもうとし、とけ込もうとすること。外出自粛というこの不自由な状況でも、その制約の中でどうしたら笑顔で過ごせるか、みんなで知恵を出し合って行ければいいのにな。

少し本の整理をしながら、夜のニュースチェック。今日は東京でのcovid-19感染確認者が、123人。感染確認者の増加は抑えられているように見えるが、死亡者が増えているので、まだまだ気を緩めるわけにはいかないんだろうな。そんな最中、朝から夕方にかけて、福岡市の飲食店で元従業員が、店の店主の子ども2人を人質にたてこもる事件が発生。解雇されたことへの恨みなどが動機らしい。第一報を午前のNHKの定時ニュースで聞いた時に、covid-19感染拡大と関係があるのかも?と思ったら、やはり。ここまでの大事件に発展するかどうかは別として、これからどんどんこういう事件が増えてしまいそうで、怖いな。

夜ごはんの支度をして、こちらを見ながら食べる。

spice.eplus.jp

第一夜。「団子屋政談」。前半、いつものあのネタだったのに…(気になったら、YouTubeアーカイブでぜひ!)

見終わったところで、後片付けをして、読書。『上方落語ノート 第一集』

実は、B本で第一集と第三集の元版をちょっと前に入手したのだが、そうか、岩波現代文庫に全巻収録されるから、B本になっていたのね…と、後から知った。正岡容グループの中でも一目置かれていたという米朝さん。上方落語と歌舞伎・文楽との関係性は深く、落語が歌舞伎ではもはや上演が絶えてしまった作品について考察する上でも、貴重な資料となるだろう。

PCR検査自体が絞りすぎであり、抗体検査の精度の問題、そして抗体ができていたら再感染しないとも言い切れない現状で、大々的に検査してなんの意味があるのか? 要は、経済を早く回したいから、そのためのきっかけが欲しいってことだよね? 見切り発車で外出自粛解除して、大々的な再流行が起きたら、元も子もないのだから、そこは慎重にやって欲しい。