パンダのお母さんと赤ちゃんに心洗われる

朝、『文庫本福袋』の続きを読む。精神分裂病から社会復帰を果たした人の体験記が、新潮文庫に入っていたとは!? 詩を書いていた人らしい表現が随所にあらわれているという。まだまだ知らない本ばかりだ…。

洗濯2ラウンド。2ラウンド目はシーツなどを洗う。マイブックを書き、Workflowyでフリーライティングして、Scrapboxに昨日のデイリーページを作成し、読書メモのページを作る。

昼ごはんを食べて、電球が切れてしまったので、散歩がてらホームセンターまで。お供は、古今亭今輔「薮入り」。声が心地いい。ついでに、宅配で買っているお米が切れそうなので、近くのスーパーにも寄って、お米1kg買う。天気予報通り、7月ぐらいの陽気だ。

帰宅して交換すると、今まで使っていたのと、色味が違う、ということに気が付いたが、そのうち慣れるだろう。どうしても気になるなら他の場所につけているのを外して、取り替えればいいや。

『紙つぶて』の続きを、メモを取りながら読む。谷沢節が今日も炸裂w。

続いて、『ストリートワイズ』。ここにあったか!のツボちゃんが野口センセからの論争?言いがかり?へのお返事(『三茶日記』には詳しいことは書いてないので、詳細は忘れていたけど、そうかそうか、と)。野口センセの方の文を読んでいないのだけど、発端となった『Ronza』の文も読んでいて、あれを書評と書かれたら、そりゃツボちゃんは反論するわ…という。最後は、ツボちゃん流の皮肉がきいた一文で締めくくっていて、クスッとしてしまった。それでも野口センセは文庫版のあとがきに、この件を書いてるらしい。いずれ”立ち読み”で確認しようw。

夜ごはんの支度をしながら、ニュースチェック。今日の東京での感染確認者は15人⁉︎ ゴールデンウィークは、みんな頑張ったんだな、と。それにしても厚労大臣の「受診の目安はあくまでも目安であって、誤解されていたので改めて目安を示す」という「誤解」発言はひどいな。人としでどうなんだ、これは! こういうことを繰り返しているから国民は政府に対する不信感を拭えないのだ、ということにいい加減気づいかないのか? 官僚も含め、結局、上から目線でしかものを見ていないんだろうな。

『明治百話(上)』の続きを読む。(歌舞伎)役者の選挙が国の選挙に先立って行われたこと、それにまつわる笑い話とか、伊東博文夫人の日常生活とか、いろいろと面白い話が出てくる。

Nスペ「奇跡のパンダファミリー」、ついつい見入ってしまった。しろくまピースとは逆に、白浜動物園のパンダは母親に子育てをさせるためのサポートをする飼育方針を取っている(ピースの場合は、お母さんが完全に育児放棄してしまった結果なので、事情が違うのだけど)。パンダは生まれてすぐに母親から離さないと、押しつぶされたりする危険があるからだ、と今までは聞いていた。現に、中国でもそういう方針で飼育してきたそうだ。でも、母親に育てられないと、積極性に欠ける性格になり、子育てもできなくなる可能性が高いということがわかり、白浜では母パンダに子育てをさせることにしたのだそうだ。怪我をした赤ちゃんパンダの治療をするために母パンダから離したら、母パンダは赤ちゃんを取り戻そうとして興奮し、普段は発したことのない鳴き声まで上げる。動物園しか知らないパンダでも、子どもを育てる経験をすると、ちゃんと母性が芽生えるんだな。今では、中国でも白浜出身のパンダが子育てをするようになってきたそうだ。白浜の飼育員さんが中国まで会いに行って、嬉しそうにしていたのが印象的だ。

しろくまもそうだけど、生まれたては本当に小さくて、こんな大きなお母さんから生まれるの? こんなに小さな子があんなに大きくなるの?と感じるけれど、あっという間に大きく育っていくんだな。生後半年ぐらいでトコトコ小走りする子パンダがほんと、可愛い。

ちなみに、パンダはかなり高い確率で双子を産むが、野生では2頭は育てられないので、1頭は捨てられてしまうそうだ。でも、白浜では双子を2頭ともお母さんパンダが育てたという。2頭の赤ちゃんを抱っこするお母さんパンダの姿は、世界でもほとんど見られない光景だという。

今度の赤ちゃんも元気にすくすく育っていってほしいな。

今夜は、パンダの母子に心洗われた。