久しぶりにメトロに乗って、久しぶりの銀座

朝は晴れ、その後時々曇り。

昨夜、寝る前に『酒中日記』を読了。「本の雑誌」のページ組が変わって、原稿枚数が減ったので、「酒中日記」に昼の本の話がはみ出してきた月がw。この頃は銀座のクルージングが多かったんだな。その後、銀座にあんまり行かなくなったのは、他にもよ要因はあったのだろうけれど、近藤書店につづいて旭屋書店までなくなっちゃったのが大きかったのろう。

Workflowyでフリーライティングして、Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理。

昼ごはんを食べて、外出のしたく。

お出かけの試運転をそろそろしてみよう、ということで、メトロに2ヶ月ちょっとぶりに銀座へ。車中では『明治百話』の続きを読む。

久しぶりの銀座、久しぶりの教文館。お客さんがそれほどいなかったので、つい、2階の文庫と新書と料理と人文書と文芸の棚をじっくりチェックしていたら、1時間以上うろうろしてしまった。やっぱりたくさんの本の中からアンテナに引っかかったものを実際に手にとって目次やあとがき、解説などなどをチェックして選べるって、ステキだ! で、結局買ったのは…

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
 

『古くさいぞ私は』を読んでいて、読みたくなって我が家の本棚を探したけれど見当たらず…。 

人とつき合う法 (新潮文庫)

人とつき合う法 (新潮文庫)

  • 作者:河盛 好蔵
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 文庫
 

 奥付をチェックしてみたら、今年の4月の新刊。あれ?と思ったら新たに編集部作成による注を各編末に施した、とあったので。

父のこと (中公文庫)

父のこと (中公文庫)

  • 作者:吉田 健一
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: 文庫
 

帯に「全エッセイ&親子対談『大磯清談』」とあって、もしや?と目次をチェックしてp.265からの「親子対談」を開いたら、坪内さんが講談社文芸文庫版の『吉田健一対談集成』からは省かれてしまったと書いていたその対談だ!ということで。

つげ義春日記 (講談社文芸文庫)

つげ義春日記 (講談社文芸文庫)

 

 今年3月の新刊で、4月には二刷。帯ではなくてカバーに直接惹句が印刷されている!し、署名は銀泊刷り。文芸文庫の棚の面陳でひときわ目立っていた。最初の数ページをパラパラと読んでみて、つげ義春の漫画は読んだことないけれど、これをとっかかりにするのもいいかも?と。

 『銀座百点』の3・5・6月号をいただく。4月号だけがなかったのはなぜだろう? 3月号には、中村七之助花總まりの対談「舞台にかける思い」、関容子の連載「銀座で逢ったひと」は桂米朝さんが、5月号の今月のエッセイに大島真寿美歌舞伎座と『渦』」、古今亭文菊「矜持を持つ街」、関容子の「銀座で逢ったひと」は北村和夫、そして山川静夫の特別寄稿「十二代目團十郎の思い出」が。6月号は、関容子の「銀座で逢ったひと」は加藤武さん。毎月、何かしら気になる記事があるから、定期購読するべき?と何度か思っては、教文館伊東屋に行けば大抵もらえるから、まぁいいか…となる(^_^;) 

三越の食品売り場でタイムサービスの野菜を買って、メトロに乗って最寄駅。帰宅時間にはちょっと早かったせいか、beforeコロナの頃に比べると空いていた。このぐらいなら怖いと感じずに乗れるな、と思っていたら、途中から乗ってきた若い男性グループが大きな声でおしゃべりを始めて、これから飲みに行く相談。彼らも自分もマスクをつけているとはいえ、やっぱりちょっと怖いな…と感じる。そういえば、家の周辺でもお昼時に大通りの方へ行くと、昼休みで食事のために出てきたらしい20代と思しき女性が数人で楽しそうにおしゃべりしながら固まって歩いていたりする。一人の時は警戒していても何人かで集まると、その警戒が解けてしまうというのは、ありがちだ。2ヶ月近くも自粛でこもっていたら、おしゃべりしたくなるのは当然だよね。だからこそ、withコロナの間は、それが可能な職場では、リモート勤務や時差出勤、ローテーション出勤、といった対策が必要なんだな、と思った。