久しぶりに談春落語&横綱の奉納土俵入りが?!

朝からいい天気。最寄り駅の近くで高校生の集団に遭遇して、あ、今日は平日か、と。

[落語] 談春五夜

山号寺号」「札所の霊験(上)」談春 仲入り 「鮫講釈」こはる「札所の霊験(下)」談春

談春さんの落語を聞くのは、いつぶりだろう? どうせチケット取れないし、と諦めの境地に入って、情報もチェックしてないからな…。それでも、誰かの真打披露の落語会ゲストで聴いているかもしれない。最後に聴いたことをはっきり覚えているのは、横浜のKAATの暮の独演会(^_^;) 。あの時も、かなりギリギリになってまだチケットがあった!?という状況だった。ネタ出しは「札所の霊験」。このネタは独演会に通っていた頃に聴いたような気がするが…。前半は筋を売ることも重要な要素だし、又一がいわゆる浅葱裏の典型、根津の岡場所の売れっ子で鼻っ柱の強い小増、若くして妻に先立たれた大店の旦那七兵衛という主要人物のため、普通に聴いていた(それでも、この前半を普通に聞かせるだけでも骨が折れると思うけど)。後半に入ると、慈悲深く町のひとびとの信頼も篤い寺の住持叡善、火事に見舞われ江戸を離れ尾羽打ち枯らした七兵衛、健気に夫を助ける小梅という、3人の立場が逆転することで、俄然、談春さんの語りが冴える。明日の「髪結新三」がますます聴いてみたくなるが、残念。開口一番替りということで一席目が「山号寺号」。え、こういうネタもお持ちだったんですか?!となった。それにしても、浅草公会堂の3階席も同じチケット代で売って、ほぼ全日完売って、すごいな…。

柳家小はんさんの訃報が…。

小はんさん、というと目白で開催していた頃の小満んの会のゲストで初めて聞いた時の印象がとても強い。会場が座敷だったこともあり、昭和の寄席、たとえば人形町末廣ってこんな感じだったのかな?という空気がふわっと会場に広がった。あまり寄席にもお出にならないと聞いていたので、なかなか聞くチャンスに恵まれなかったが、忘れられない噺家さんの一人。

[大相撲] 野見宿禰神社横綱土俵入り

協会公式Twitterで、写真がUPされた。パッと見たときは「横綱、場所直前にこういう行事もあるのね」という感じだったのだが、あれ?ともう一度よく見たら太刀持が照強?! え?!となり、露払いがなんと翠富士じゃない!となった。夏場所はこの二人を従えての土俵入りになるのだろうか? 

Gyazo

[蒐書] 『史料でみる和菓子とくらし』

図書館で借りてきて、次の予約が入っているということもあり、浅草往復のお供にと持って出かけ、メトロの車中で読みはじめた。まず、カラー図版がたくさんあるのが嬉しい。お芝居の書割で馴染みのある積蒸籠のこと、暦を「大小」と呼んでいたこと、守貞漫稿の著者がお菓子好きだったこと、などなど興味深い話が。これは購入したくなりそう。