「紅茶のあとさき」の謎はあっさり解決(^_^;)

雨が降ったり止んだりだが、晴れ間も少しのぞいた。

午前中はルーティーンの┣┣"を片付ける。

あまり暑くないので、ご飯を炊く。我が家には炊飯器がないので、夏場にご飯を炊くのは、おっくうになりがちで麺類を食べることが多くなる。考えてみれば麺類だって、茹でるのにお湯を沸かすのだけれど。

午後は、『靖国』精読の続き。幕末維新の戦没者遺族である母親たちの座談会と、内田百閒や安岡章太郎が描く靖国の、二つの面があったのだということを初読の時は記憶の片隅に留めるだけで終わったが、改めて読んでいると内田百閒や安岡章太郎の作品を読んでみたいと思う。それと共に、のちに坪内さんが「本日記」などで靖国神社のみたま祭りに出かけ、奉納相撲やプロレスを楽しんでいたことを書いたことを思い出したりも。

歌舞伎座の八月納涼歌舞伎、第一部に続いて第三部も体調不良者が出たため、明日19日は休演するというお知らせが…。えー。先月に続いて今月もチケット持ってる日が休演になっちゃったよ。20日以降については、明日改めて発表するとのこと。よだいめは先月感染したことが発表されているから、さすがによだいめ、ということはないよね。とにかく、明日の発表を待つしかないねぇ。

夜ごはんの後で、そういえば、と思い出し坪内本コーナーを掘り返してみたら『荷風散策ー紅茶のあとさき』の新潮文庫を発掘! あとがきに目を通したら「紅茶のあとさき」の謎は、あっさり解決した。ひきつづき作家・高橋昌男氏の解説を読むと、このまま本文を読み始めるより、ここで取り上げられた荷風の作品を読んでからの方がいいかな?と。まずは「おかめ笹」を探さなくては。うちにあるような気もするのだが、果たして…。

また本をひっくり返すのも面倒だな、ということで読みかけの本の続きを。

先日亡くなった沢村田之助さんの自伝『澤村田之助むかし語り』。数日前に、伊藤雄之助さんのことがTwitterで流れてきて、へぇ〜と思っていたら、家系の話題の中に伊藤さんのことも出てきて、これもご縁だな、と。