七夕といえば
七夕だというのに、今日も真夏のような暑さだった。
ちなみに、旧暦の七夕は初秋なんだけど、新暦で行事をすると、季節感がずれる。
七夕といえば、清元の「流星」と義太夫の「妹背山婦女庭訓」。
松竹衣裳のTwitterでこんなエントリーが流れてきた
【Instagram更新のお知らせ】
— 松竹衣裳【公式】 (@shochiku_cos) 2023年7月7日
本日は七夕ということで、彦星と織姫のお話が題材となっている日本舞踊「清元 流星」を紹介しています🎋
🔽#松竹衣裳 Instagramhttps://t.co/z0x1eOLgef pic.twitter.com/6DA8wwUamN
「流星」といえば、三津五郎さま。舞踊会だったと思うのだけど、お面のところの替わり身の見事さは、忘れられない(「奴道場寺」などもそうだけど)。くるっと回ると男が女に、女が赤ちゃんに、赤ちゃんが男に替わる様は、ほんとにため息しか出なかったなぁ。三津五郎さまが旅立たれた後、2016年7月の歌舞伎座のも、ここにもいた!!と思うほど、よかったんだけどなぁ…。みっくんに期待しよう(2020年博多座は見てないので)。
「妹背山」については、国立文楽劇場がエントリーを上げていた
#今日は何の日
— 国立文楽劇場(大阪・日本橋) (@nbt_osaka) 2023年7月7日
江戸時代、7月7日には、井戸の水をすべて抜き、大掃除を行う「井戸替え」が行われました🧹
『妹背山婦女庭訓』井戸替の段には、その慣習が取り入れられています。
酒屋にとって井戸水はなにより大切なもの。杉酒屋では、近所の人々も集まって賑やかに井戸替えが行われています。 pic.twitter.com/LrLmDhENbh
【願ひの糸の乞巧針】
— 国立文楽劇場(大阪・日本橋) (@nbt_osaka) 2023年7月7日
『妹背山婦女庭訓』杉酒屋の段は、七夕の夜のお話です🎋
七夕には、手芸上達を祈り、糸を供えるという風習がありました。
恋人の心が変わらぬようにと、お三輪が手渡した赤と白の苧環。それはやがて、壮大な政争へとつながり……#今日は何の日 #七夕https://t.co/nxkr49xjen pic.twitter.com/pxkO7eFGox
歌舞伎の世話物にも井戸替えが出てくるものがあったよなぁ?と思って調べてみたら、岡本綺堂「権三と助十」だった。2011年4月の演舞場。三津五郎さまときおいちょだ!あの井戸の掃除をするために長屋の住人がズラーっと並んで綱を引っ張る場面がなんともいえず、楽しかったなぁ。この興行の昼の部で、三津五郎さまと鴈治郎さん(当時は翫雀)の「お江戸みやげ」が出ていて、あれも楽しかったなぁ。
ここ数年、やっと三津五郎さまのあれがもう一度見たい、とか、あれを見てみたかった、と思うことが少なくなっていたのだけれど、この2ヶ月ほどで、また…。
名古屋場所の初日と二日目の取組が発表になって、さぁ、お相撲モードに切り替え! 貴景勝が休場なのは、半ば予想していたのだが、やはり寂しい。しかし、両膝を痛めてしまったのだから、ここは無理をせずに、治療に専念して秋場所の再起を待つとしよう。まだ若いのだから、ここで無理をしてもね。
名古屋場所の会場には、関取衆が書いた短冊をつけた笹が展示されているとのこと。人柄が出て、結構面白いんだよな、短冊。
【七夕🎋】
— 竹内夏紀(スポーツ報知) (@hochi_takenatsu) 2023年7月7日
昨年と同じ場所に関取衆の直筆短冊が飾られています😁#sumo https://t.co/j2tpGfTx2z pic.twitter.com/AZ0jUILdgq
七夕の食べ物って何かあったかな?と思っていたら、こんなツイートが。
七夕には素麺を食べると良いよ🎋
— 加門七海 (@kamonnanami) 2023年7月7日
夏越の大祓、茅の輪の由来にもなっている牛頭天王と蘇民将来の話には続きがあって、宿を貸さなかった巨旦の四肢はばらばらにされ、五節句ごとに厄除(巨旦調伏)として供されることになったとか。
七夕の素麺は、その巨旦の筋とされてるので美味しく頂こう✨
ということで、今夜は迷わず素麺(最近、我が家はもっぱら半田麺)をいただいた。