2003-05-28から1日間の記事一覧

久保田万太郎のしみじみとした味わい(1)

久保田万太郎の<b>『春泥|三の酉』</b>(講談社文芸文庫)読了。久保田万太郎といえば、「新派」というイメージが強いわたしにとって、まさに「新派」が舞台の「春泥」は、入門編としては、ピッタリだったかもしれない。槌田満文さんによる解説を読むと、この作品…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(2)

「春泥」の印象的なセリフや描写はたくさんあるが、その中でも特に、物語の最後に出てくる<b>……その坂は尽きた。が、それよりも、もっと広い埃っぽい傾斜がすぐまた三人のまえに展けた。―それを上りつめたとき、三人は、省線電車の間断なく馳せちがう音響(ひび</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(3)

<b>―だって、あなた、その波のいろ。……青いなんてものじゃァないの。……紺なの。……びッくりするような、何んともいえない、凄い紺色なの……―じゃァ、もう、そのとき、日が落ちていたんだろう。―でも、まだ、空はあかるかったわ。……それだけに、よけい……一層、それ</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(3)

<b>―だって、あなた、その波のいろ。……青いなんてものじゃァないの。……紺なの。……びッくりするような、何んともいえない、凄い紺色なの……―じゃァ、もう、そのとき、日が落ちていたんだろう。―でも、まだ、空はあかるかったわ。……それだけに、よけい……一層、それ</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(2)

「春泥」の印象的なセリフや描写はたくさんあるが、その中でも特に、物語の最後に出てくる<b>……その坂は尽きた。が、それよりも、もっと広い埃っぽい傾斜がすぐまた三人のまえに展けた。―それを上りつめたとき、三人は、省線電車の間断なく馳せちがう音響(ひび</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(1)

久保田万太郎の<b>『春泥|三の酉』</b>(講談社文芸文庫)読了。久保田万太郎といえば、「新派」というイメージが強いわたしにとって、まさに「新派」が舞台の「春泥」は、入門編としては、ピッタリだったかもしれない。槌田満文さんによる解説を読むと、この作品…

源平布引滝

「かいな」と義太夫のほうでこの端場を呼ぶのは、小道具の印象が強いからであろうが、瀬尾のこのセリフも、なかなか味のあるいいまわしで、根っからの悪人でないとわかってしまうと、いかにも苦労人のこの老いたる武士のいいそうな言葉だと思う。 戸板康二『…

夕食

納豆うどんを作っていただく。あー、野菜不足だなあ。

いつもの本屋では我慢したのに・・・

一応、見回りということでいつもの本屋に寄って、昨日は買わなかった新潮文庫の中をチェックしたら、これは、買わねば!が2点。しかし、緊縮財政月間だと、我慢したにもかかわらず、つい魔が差して東京ランダムウォークに寄ってしまったら・・・ 木村伊兵衛…

阪神は今日も快進撃!

いやはや、すごいことになってます。4回裏が終わって、10−3。夢で終わらないでほしい、今シーズンは。

昼食

11時からの仕事の終了時間が読めず、今日は外食に決めていた。久しぶりで、韓国料理屋さん。ここの豆腐チゲはめちゃ辛くて、辛いものが好きなはずなわたしも、いつも半分くらいでギブアップしてしまうので、今日は別のスープを頼む(名前は失念)。野菜だ…

仕事用のパソコンがまたもやトラブル

今度は、Norton君によってウィルスが発見されたらしいのだが、修復ができず、怖いので別のパソコンを借りる。すると今度は、ネットワークに接続できず、悪戦苦闘。ちっともいいことなんかないじゃん!

よい天気

久しぶりに、朝からよい天気。今日はいいことあるかな?