『隣家全焼』

ナンシー関町山広美『隣家全焼』(文春文庫)読了。
隣家全焼
残りページが微妙だったので、持ち歩くのはやめて、昨夜、家で一気に読了。やっぱり、こういう視点でタレントや文化人、流行といった事象を切れる人は、もう出て来ないんだろうな・・・。後書きにあたる二人の対談で、今読み返しても、案外古くなっていないよね、と言ってるけど、さらにそれからしばらく経った今読み返しても、やっぱり面白いし、似た様なことがいくらもある。ってことは、バブル崩壊後の日本の社会って、ほとんど本質的なところは変わっていないということ?