立川談志一門会@よみうりホール

仲入り

なんと、豪華なリレー落語「子別れ」。志らく師が「普通、リレー落語というのは、先輩が後にやるもんなんです。だから、弟弟子→兄弟子、弟子→師匠っていうのが普通なんですが、今日は逆ですね。まぁ、世間ではわたしの方が・・・」とおっしゃると、袖に引っ込んだ談春師がドスドスと登場して「お前は『子別れ』の上・中できないじゃないか!」と。このお二人、本当に息が合ってるな・・・(笑)。ネタとしては、断然、下の方が得なんだよな。八百屋さんが大活躍の志らく版「子別れ」に、爆笑させていただいた。
談志師匠は、風邪から立ち直るのに一月半かかっちゃって、とおっしゃり「もうダメ」発言。それでも、満員の会場を見て「それじゃあ、サービスでジョークをやるか」と。途中「花筏」をやろうかな?とおっしゃりつつも、結局ネタは「権助提灯」。いやぁ、さすがだ! こんな「権助提灯」聞いたことないぞ〜。最後の方は、声が出なくなるかもと、ご自分で心配していらっしゃったけれど、そんなこと全然気にならず、最後まで楽しく聞かせていただいた。
カーテンコールで「私を最後まで見届けたいか?」との問いかけに、大きな拍手。もちろん、わたしも見届けますよ。