『しゃべれどもしゃべれども』

落語が出てくる小説としては、かなりお気に入りになった。師匠の小文三さん、目に浮かぶような師匠ぶり。弟子の「ダメぶりを見て叩く」とかなんとか言いながら、ほんとは弟子がステップアップするのを見通してるんじゃないんですか〜?とか思いつつ。
落語に詳しくなくても、楽しめると思われる小説でありました。

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)