越後のお獅子はまだ草加あたりで足踏みしてます

今月最初の、お囃子のお稽古。前回、段切れまでの手組はお稽古していただいた「越後獅子」から。太鼓地までは、なんとかたどり着けたのだけれど、サラシ〜段切れでコケた(汗)。お江戸に無事到着するのは、何時になるやら・・・。小休止をはさんで、「五郎」のおさらい。こちらは、サラシまでは、まがいなりにもOKだったのだけれど、段切れがあやしい・・・。たぶん、段切れは、いろんな曲を打って行けば、どこにどうハマるのか、わかるようになりそうなのだけれど、今のところ、曲ごとに新しいパターンなので、段切れの構成を掴みきれていないということなんだろうな。それでも、1ヶ月半くらい、お稽古していただいていなかった割には、という意味で、先生のOKはいただいたけれど、飽くまでも「今のところ」という条件付き。「よく忘れずに最後までたどり着けましたね」というところ。
越後獅子」も手組のお稽古はひとまずOKということのようで、「五郎」のおさらいが終わったところで、「次はねぇ、どうしましょうか・・・『供奴』はご存知?」と先生。一応、知っている曲ではあるので「はい」とお答えすると、「じゃあ、次は『供奴』にしましょう。今日は、最初のところだけ、やっておきましょうね」とおっしゃり、「供奴」のお稽古開始。最初に今、いちばん苦手な「ヲロシ」と「サラシ」が出て来る。でも、ここでちゃんとこの二つの手をさらっていけば、もうちょっとマシになるかも・・・。「ヲロシ」は細撥よりはいいとのこと。何が違うのかなぁ? 新しい手をひとつ教えていただいたところで、本日のお稽古は終了。この先、「アバレ」「岩戸」といった、「五郎」にも出て来た手が、また登場するそうなので、やっぱり「五郎」もさらわなければ・・・。

長唄全集(九)藤娘/供奴

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長唄全集(二十五)勧進帳/供奴

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汐汲/供奴

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