憑神@新橋演舞場

はっしー主演ということで、歌舞伎カテゴリーに入れてみました。
やっぱり、はっしーっていい役者さんだなぁ!と改めて思いました。なのに、なぜ、歌舞伎の舞台が少ないんでしょう? 東京は、ほんと少なくないですかっ???
今回のはっしーは、幕末の御家人の次男坊で、養子に行った先から離縁され、実家で冷や飯食いに逆戻りしちゃった、という役所。はっしーの兄がデビッド伊東、前妻が藤谷美紀、兄嫁が秋本奈緒美、母が野川由美子。このうち、藤谷美紀秋本奈緒美は、チラシの配役を確認するまで、わかりませんでした (ーー;)。
はっしーが偶然お詣りしてしまった三巡神社が、実は三つの不吉な神様を次々に送り込んでくる、という(三囲神社の末社かと思ってお詣りしちゃった)ことを、最初にやってきた貧乏神(升毅さん!)に教えられ・・・。結局、他の誰かに宿替えしてもらえば、自分はその災難から逃れられるのですが、いい人のはっしーは、なかなか決心がつかず・・・。
次にやってくるのが、疫病神、そして最後に登場するのが、かなり力のある死神。この死神は、いろんな歴史上の人物の命を奪っています。で、宿替えを頼むのかどうかで、悩むはっしー・・・。
鈴木杏ちゃんが、いいですねぇ〜。ドラマでしか見た事なかったんですが、あの若さですでに女優の風格があります。あとは、日本舞踊のお稽古でもして、きものの時の身ごなしを勉強すれば、時代劇もイケルと思いました。
筋もわかりやすいし、周りを固めた役者さんもいいし、楽しい3時間でしたよ〜。
でも、やっぱり、はっしーの歌舞伎が見たい!!!!