『桃山ビート・トライブ』

『批評という鏡』をちょっと読み進めた後、気になるので『桃山ビート・トライブ』を読んでみたら、これが結構面白いです。文体とか言葉遣いは、一般の時代小説とはだいぶ違いますが、登場人物がみんな躍動している感じが伝わってきて、出雲の阿国の時代の、なんでもアリ!な雰囲気があります。
主人公4人のうち二人(三味線弾きと笛吹き)は、阿国の一座にいたものの、三九郎と対立して追い出され、京にもいられなくなって、諸国を巡り、京に戻ってきます。っていうところまで、一気に読みました。

批評という鏡

批評という鏡